現在敷地に建っている家を解体して建て替えたいということで問い合わせがありました。
その家は、もともと住まい手が育った家です。結婚を機に新しく家を建て替えたいという希望です。
もともとの家の写真です。真ん中の家
敷地の大きさは12坪ほど。結構小さいです。建ぺい率が60パーセント、なかなか厳しい条件です。
解体されて更地となった写真です。
そこに、車を1台、将来の子供部屋、寝室という要望。あまり仕切らないでもよいという事だったので、小さい家には向いていました。
「外部吹き抜け」にも興味があるようでしたので、「外部吹き抜け」のなにか新しい提案をしていこうと思いました。
模型です。家の真ん中に外部吹き抜けがあります。
まず、敷地が小さい。なんとか1帖分程度の大きさをつくりだして、外部吹き抜けをつくりました。
その外部吹き抜けのまわりを、すべてFIXガラスにして光のみを取り込むことに限定したことで、枠の無いきれいな仕上がりになりました。
外部吹き抜けの廻りをぐるぐるっと階段をつくると、各階とのつながりがとてもよく感じられるようになります。
日々、外部吹き抜けを回りながらの生活です。
写真はないのですが、雨のときも家の中を雨が通り抜けていくようできれいです。また、透明なガラスですが各々の部屋どうしのちょうどよい仕切りともなっているようです。