いままでで一番小さい敷地に建つ家 of 狭小住宅.net

神戸、六甲山を臨む１０坪以下の狭小地です。
六甲山下に住みたいという施主さんが、見つけて来た小さな土地。
周りは建物に囲まれた土地。
以前から、当事務所が気になっていたとのことで、来訪されました。


施主さんはどんな希望だったのですか？

車を入れたい
子供部屋はほしい
それなりに広々と感じたい
とのことでした。

面白い外観ですね。木が立ち上がってますね。
防火上、天然の木は張れないので、防火処理した木材です。
細長い前面ですので、使えました。
小さいからこそ使える高級素材です。


明るい家ですね。

階上の天窓からの光が行き渡っていますね。

逆に、まぶしくないですか？

ルーフスクリーンがありますので、大丈夫ですよ。

回廊みたいに、棚が続いてますね。
棚は区切るよりも、続かせることで、空間が続いているような、広がりを感じます。
下から３階まで続いているんですよ。

見せる収納ですね？
おっと、ここから物が落ちないですか？


ここは、見て楽しむ、落ちても割れない、痛くないものを置いています。
しまいたいものは、戸棚になっていますよ。



それにしても家具、よく入りましたね。

持っているベッドが入るか、寸法は確認していたのですが、いざ搬入の時はちょっとドキドキしました。取り外しの出来る二階部分の格子床から搬入出来ました。

床、窓枠、ベッドの色がそろっていますね。

統一感も、狭く感じにくいポイントですね。



小さい空間ならではのメリットありますか？



こちらの施主さんには、多くのメディア取材に応じて頂いたのですが、
取材や打ち合わせの時も、こたつを囲んでいるような距離感で、話も弾みやすかったですね。

施主さんには、小さいスペースが好きじゃないと落ち着かないとは伝えました。
逆に、小さいスペースが好きな方は、とても楽しい空間です。